【人事が語る!】コンサル業界に就職して後悔する人の特徴と理由を紹介!

Career

こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

 

コンサル業界に就職を考えているけど、会社を辞める人の理由ってどんなことか知りたい。

 

コンサルに転職して失敗だと感じることってどんな事なのか知りたい。

 

本記事は、コンサル業界に就職して辞めていく人の特徴や理由についてご紹介します。

辞める理由はポジティブのものからネガティブなものまで人それぞれありますが、
今回は人事の私が実際にヒアリングして多かった”ネガティブ”な理由についてご紹介します。

 

コンサル業界に就職する時に知っておくべき”失うもの”

近年、マッキンゼーやアクセンチュア、野村総合研究所などのコンサル企業は
就職人気企業ランキングで毎年上位にランクインするほど人気になっていきました。

しかし、コンサルに就職する時に”失う”可能性が高いものについて、
しっかりと認識しておくことが大切です。

まずはコンサル業界に就職して”失うもの”についてご紹介します。

 

時間

 

まずは『時間』です。

プロジェクトの状況によっても異なりますが、
ほとんどのコンサル企業は忙しいところが多いです。

私がコンサルタントとして働いていた時は、
9:00-22:00が基本で、忙しい時は日を跨ぐ時も多々ありました。

そのため、平日はプライベートの時間がほとんどないという事は
しっかり認識しておくべきです。

プロジェクトの締めの時期は、土日出勤することもあり、
予定していたスケジュールを急遽キャンセルしなければならないこともあるので、
家族や友人、恋人などの理解が必要になります。

そのため、コンサル業界に就職すると、自由な時間は失う可能性があるので注意した方がいいです。

 

自信

 

2つ目は『自信』です。

コンサル会社にいる人は、ほとんどの人が優秀です。

コンサルに就職しようとする人は、ある程度自分に自信があり、
成長意欲も高いですが、ほぼ100%の人が自信を無くします。

それほど仕事ができて、モチベーションも高い人が多いので、
『自分はやっていけるのか。。』と不安に思う人がほとんどです。

ですので、コンサル業界に就職すると必ず自信を無くすと思っていた方がいいです。

プライドが高い人ほど、すぐに辞めてしまうので、気をつけましょう。

 

健康

 

3つ目は『健康』です。

コンサル業界は、体力面や精神面でも他業界より過酷です。

基本的には、”仕事をして寝る”という毎日なので、心身ともに崩れてしまう人もいます。

私自身も、3か月間タクシー帰りかつ、月4日休みだったときは、
これ以上は働けないと感じる時もありました。

最初はモチベーションやお金などを理由に頑張ることはできますが、
長期間ハードな生活をしていると健康的な生活ができなくなってしまいます。

この点は人によって大きく異なるので、
悩みやすい方は就職する時に注意しておく必要があります。

 

コンサル会社を辞める人の主な理由と特徴

私は人事をやっており、退社をする人と話す機会も多いですが、
その中で退職理由としてよく挙がるポイントについてご紹介します。

 

①:期待値(求められるスキル)が高い

 

コンサルはいい意味でも悪い意味でも、社員への期待値が非常に高いです。

上司やクライアントから求められるレベルが高く、
難易度の高い仕事を迅速かつ質も高く対応しなければなりません。

クライアントが支払っているコンサルフィーが非常に高いため、
自然とクライアントから求められるレベルも高くなってしまうためです。

そのため、

・スピードについていけない
・質の高いアウトプットが出せない

などを理由に、辞めてしまう人が多いです。

 

②:やっぱり激務

 

コンサル業界でも『働き方改革』が進んでおり、10年前と比べればかなり働きやすくなっていますが、それでもまだまだ忙しいです。

業務時間外に緊急対応をしたり、
土日に働いたりすることもよくあります。

そのため、プライベートの時間が限られてしまうので、
趣味や家族との時間を充実させたいと考えている人は、コンサル業界は厳しいかもしれません。

私は旅行先にPCを持っていき空いた時間に仕事をしたりしていたので、
家族や恋人の理解も必要になります。

 

③:仕事についていけない

 

コンサルの仕事は、

①スピードが速く
②質の高い仕事を求められ
③周りのメンバーがとにかく仕事ができる

という環境で仕事をしなければなりません。

そのため、キャッチアップに時間がかかってしまい、
自分が作成したデータや資料を何度も修正させられることがあります。

周りのメンバーはどんどん仕事を進めていくのに、
一人だけ仕事についていけていないという状況も起きてしまいます。

もちろん上司もサポートしてくれますが、
日系企業のように手厚く教えてくれる風土でもないので、
徐々に仕事を任せてもらえなくなってしまいます。

そうなってしまうと、自分の居場所がなくなったと感じてしまい
会社を辞めてしまう事もあります。

 

④:人間関係が大事

 

コンサル業界は、人間関係がサバサバしていて、人間関係で悩む人は少ないイメージがあるかもしれませんが、実はコンサル業界も人間関係は非常に重要です。

コンサル会社は日系企業のように、人事から異動の辞令がないので、
自分で行きたい部署に売り込まなければいけません。

そのため、希望部署の上司を紹介してもらったり、
自ら自分を売り込む機会を作っていかなければなりません。

 

またコンサルは会社は一人のパートナーに芋づる式でメンバーが異動することが多いので、
どのパートナーに付いていくのかは非常に重要になります。

そのため、社内営業が日系企業以上に重要になり、
仲間意識が強くなる傾向にあります。

人間関係がいいチームに入れればいいですが、
あまり良くないチームに入ってしまうと、自分で探す必要が出てきます。

ただ、日系企業のように上下関係が厳しかったり、
上司の言うことが絶対という風土はないので、その点は安心してください。

あくまでも、自分のキャリアを考えていく上では、
有益な人間関係を積極的に構築する必要があることは理解しておいてください。

 

⑤:仕事がなくなる

 

コンサルで一番多いのが、仕事がなくなってしまうことです。

コンサル会社では、プロジェクトごとにアサインされますが、
評価が悪いとプロジェクト側が受け入れたがらず、”アベイラブル”という社内ニートの状態になってしまいます。

その間給料は発生しますが、待機の時間が多くなり、
自分の存在価値について悩んでしまうことがあります。

コンサル会社では、仕事ができる人には多くの仕事が与えられ、
仕事ができない人は仕事が来ないので、仕事がない人は自ら察して、会社を辞めていくケースが多いです。

日系企業のように仕事ができない人にもチャンスを与え、育成していくという風土はないため
他の業界よりも厳しい環境であることも認識しておかなければなりません。

 

最後に

 

これまでコンサル業界の主な辞める人の特徴について解説してきましたが、
コンサル業界にもたくさんのメリットもあります。
外資系企業に就職するメリット ベスト5

今回はコンサル業界に就職を考えている人に向けて、
あえて注意していただきたいマイナス面を中心に説明してきました。

いい面と悪い面両方を理解してから就職先を決めることが大事だと思いますので、
本記事が業界研究の一助となれば幸いです。

 

 

 

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