学歴フィルターはあるのか?学歴って就活に関係ある?という疑問について話します。

Career

こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

就職活動をしている人は、”学歴フィルター”という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
企業が学歴フィルターをしているという噂は長年ありますが、学歴フィルターの有無や、学歴によってどういった違いが生まれるのかをお伝えいたします。

本記事はこんな方にオススメです

  • 現在、就職活動中の方
  • 自分の学歴に自信がない方
  • 人気企業に就職したいと考えている方
  • なかなか内定が出ない方

学歴フィルターは存在するのか

結論から言うと、採用において学歴だけで内定を出すことはありません。
これは、私が勤めていた消費財業界と外資コンサル業界において間違いございません。

学歴で合否を判断したことはなく、選考は平等に進めている企業がほとんどです。
どんな学歴であろうと、選考の評価が全てです。
面接中の発言、所作、これまでの経験などを加味し、総合的に判断いたします。

しかし残念ながら、就職活動において学歴で不平等が生じることもまた事実です。

学歴フィルターはないが、全てが平等というわけではない

企業は採用に費やせる時間やお金は限られており、限られたソースの中で優秀な人材を採用しなければなりません。
つまり効率を重視するため、全員が平等に扱われることはありません。
効率性を考え、過去の採用実績からターゲット校を決める企業は多いです。

例えば、500人参加できる採用イベントに学生を案内する場合、過去に入社したことのない大学出身の学生500人集めるより、ある程度入社が見込める大学の学生500人を集めた方が、採用としては効率的です。

このように企業は効率性を追求するため、
”◯◯大学の友達にはイベントの案内が来て、××大学の人には来なかった”
という状況が起きる。

DMを送るのにも莫大なコストがかかるため、全ての大学を平等に対象とすることは企業にとって難しいからだ

つまり、学歴によって情報格差は少なからず生じるのである

学歴にコンプレックスを持っている人には不平等に感じるかもしれないが、
これはまぎれもない事実であり、ビジネスの世界では当然やるべき区別である

学歴フィルターで落とされているのではなく、点数で落とされている

ビジネスの観点上、採用も効率を重視するとお話しましたが、
それは書類選考でも同様です。

人気企業は、全国から何千、何万ものエントリーがあるため、全てのESをじっくり見ることはできません。
また対応できる面接数にも限りがあるため、Web適性検査でバッサリ足切りをする企業がほとんどです。

そして、人気企業になればなるほど、エントリー数も多く、足切り基準も高くなります。

このWebテストがとても重要であり、高得点を取る学生が結果的に高学歴になるパターンが多いです。
そのため、学歴フィルターがあるのではないかと噂されるのかもしれません。

マーケティング職やコンサルタント職は、論理的思考能力や数字的感覚がとても大切なため、学歴ではなく”頭の良さ”は採用する上で非常に重要な能力です。

これは適正能力を判断しているため、もし頭を使う仕事をしたい場合は、Webテストの対策を人一倍する必要があります。
ここを乗り越えれば、あとは人柄やこれまでの経験などが重視されるため、自分の実力次第で内定を獲得することができます。

その他、企業がチェックするポイント

これまでは学歴は関係ないが、学歴による不平等さや”頭の良さ”の必要性について話しました。
実は、採用活動をしていると、それ以外に高学歴の学生と低学歴の学生で大きな差があることに気がつきます。

それは、自分に対する自信です

高学歴の学生は、自分に自信があり、面接時でもこれまでやってきたことを胸を張って主張する学生が多いです。

一方、学歴が高くない学生は、自分に自信がなく、頼りなく感じてしまう学生が多いです。

この違いが、面接結果に大きく差が生まれます。

ビジネスの世界において、”自分に自信を持つこと”、”自社製品、自社サービスに自信を持つこと”はとても大切なことです。
営業をしていても、自信を持って提案する営業マンと自信なさそうに提案する営業マンとでは、説得力が異なります。

学歴が少し低いというだけで、自分の可能性を狭めている人によく出会います

確かに難関校に合格した学生はすごいと思いますが、実は学生間の能力差はほとんどなく、社会に出たら学歴なんて無意味なものであると気づきます。

ですので、学歴にコンプレックスのある方は、もう少し自分に自信を持ってください。
そして、自分に自信を持てるように、大学生活で多くのことに挑戦し、人の何倍も失敗してください。それがやがて血となり肉となり、企業に求められる人材になります

おわりに

これまで、学歴について話してきましたが、社会において学歴は全く関係ないケースがほとんどです。
しかし、”頭の良さ”や”学びの重要さ”を知っていることは、社会に出るにあたりとても大切なことです。
それをすでに身につけている高学歴の学生との差はあるかもしれませんが、その分自分を高めればいいだけの話。決して卑屈になることはありません。

学生時代に多くのことを学び、就職活動の対策も人一倍すれば、きっといい結果が出るはずです。

 

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