こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。
複数内定を貰ったので、企業に辞退連絡をしなければいけない。
内定辞退したいけど、人事から怒られそうで怖い。
本記事は、企業に内定辞退の連絡をしなければいけない人に
注意ポイントについて解説します。
面接では”第一志望”と伝えていたものの、
いざ内定が出たら辞退したいと考える人も多いです。
注意ポイントを押さえておけば、内定を辞退することは全く問題ありません。
しかし、対応の仕方によっては大きな問題にもなりかねませんので、
辞退連絡をする際は、本記事を参考にしていただければと思います。
【オファー回答】内定を辞退する時に注意したいポイント
新卒や中途採用でも、同時期にいくつもの面接を受けるので、
複数企業から内定を貰うことはよくあります。
しかし、たくさん内定を貰っても実際に入社するのは1社しかないので、
他の企業には辞退連絡をしなければなりません。
・辞退連絡をしたらカレーをかけられた
・人事に呼び出されて怒られた
といったような噂話がありますが、
人事として採用に携わっている私からすると、
内定を辞退されることは日常茶飯事です。
そのため誠心誠意対応すれば、全く問題ありません。
しかし誠意にかけてしまうと、大きな問題に発展する可能性もありますので、
いくつか注意ポイントについてご説明します。
【ポイント:①】誠心誠意対応する
一番重要なことは、企業に誠心誠意辞退の旨を伝えることです。
企業は一人を採用するために、膨大な費用と時間をかけており、
辞退されてしまうと企業としては大きな損失になってしまいます。
そのため、企業によっては
必死に説得したり、辞退することに対して怒る会社もあるのも事実です。
まずは会社側も膨大なコストがかかっていることを理解した上で、
辞退する時は誠心誠意対応しましょう。
人事担当者も必ず理解してくれますので、
誠心誠意辞退の旨を伝えるようにしましょう!
【ポイント:②】辞退理由を伝える
辞退連絡をする際に、
必ず辞退理由を人事に伝えるようにしましょう。
例えば、
・『大変申し訳ございませんが、内定を辞退させていただきます。』
だけでは、人事担当者もなんで辞退したいのかわからず、
逆に一方的過ぎて人事の怒りを買ってしまう可能性もあります。
理由は人それぞれありますが、辞退連絡をする時は
辞退理由もはっきり伝えるようにしましょう。
【ポイント:③】質問には可能な限り答えましょう
辞退連絡をする時に、人事からいくつか質問されることがあります。
例えば、
・うちの会社はどんな印象だった?
・選考で気になることがあった?
など、就職先や企業への印象など色々聞かれることがあります。
こういった質問に対しても、誠心誠意答えるようにしましょう。
就職先を聞かれて何か影響が出てしまうのではないか
そんな風に思う人もいるかもしれませんが、
就職先を教えても不利益になるようなことはありません!
人事担当者は、自社が採用したい優秀な人材が
・どういった印象を持っていて
・就職先に何を求めていて
・どんな企業に就職するのか
といったことを今後の参考としてヒアリングしたいだけです。
そのため、もし聞かれたら可能な範囲で結構なので、
正直な感想を伝える方が親切でしょう。
【ポイント:④】はっきりと辞退の意志を伝える
企業も優秀な人材を採用したいので、
必死になって説得してくることもあります。
そのため、辞退理由などのヒアリングをしている時に、
少しでも迷いを感じると、人事も必死に説得してきますので
しっかりと辞退の意志を伝えましょう。
はっきりと辞退の意志を伝えれば、人事も諦めて大きなトラブルにもならないので、
たとえ説得されても、辞退の意志表示ははっきりとしましょう。
【ポイント:⑤】辞退連絡はできる限り早くする
内定辞退の連絡はできる限り早くしましょう。
企業も追加採用するかどうか判断をしなければいけないため、
入社しないと決めたらすぐに連絡してください。
そうすれば、企業側も追加採用すればいいので、
辞退によるインパクトは少なくすることができます。
しかし、辞退連絡が遅くなってしまうと、
追加オファーができなくなってしまい、計画していた採用数が未達となってしまいます。
そうなってしまうと、人事も必死に説得してきたり、
感情的になってしまう人も出てきてしまうので、
トラブルを避けるためにも早く辞退連絡をしましょう。
この状況はお互いにとってメリットはないので、
辞退連絡は早くするようにしましょう。
就職先に迷ってしまうケース
複数の内定を貰ってしまうと、
どこの企業に決めていいのか迷ってしまう人も沢山います。
実際にその会社で働いたことがないので、
自分に本当に合っているのかどうかわからず決めかねてしまいます。
そういった場合は、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。
【注意事項:①】迷っていることを会社に内緒にしない
一度内定を出すと企業はよほどの理由がない限り、その内定を覆すことができません。
そのため迷っている場合は、正直に迷っている旨を人事に伝えましょう。
迷っているポイントを伝えることで、社員と面談を設定してくれたり、
追加で説明をしてくれる企業がほとんどです。
内定前には伝えることのできない情報もあるので、
内定後に改めて質問する機会を設けて、その迷いを解消する事に注力しましょう。
決して一人で悩まず、人事担当者に相談することが大事です。
【注意事項:②】内定を”とりあえず”受諾しない
内定が出た後に、企業によっては
・『○○日までに必ず回答してください』
と期限を設けられ、数日・数週間で決断をしなければいけないケースがあります。
その場合は、可能ならその期日までに決断するようにしましょう。
もし第一志望企業の選考が、その期日より後に行われる場合は、
その企業名と選考スケジュールを人事に伝えて、回答期限を延ばしてもらうように交渉しましょう。
一度内定を受諾してしまうと、その後覆す(辞退する)のが非常に大変になる事もあるので、
安易に受諾をしないように注意してください。
【注意事項:③】9/30までに決断する事 ※新卒限定
新卒の場合、遅くても9/30までに決断するようにしましょう。
法律上、9/30までが”内々定”、10/1以降は”内定”という表現に代わります。
”内々定”の段階では、法的に訴えられたりすることはありませんが、
10/1以降の”内定”になってしまうと、法的な問題も絡んでくることがあります。
そのため、大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるので、
9/30までに最終決断をするようにして下さい。
最後に
これまで、内定を辞退する際のポイントについて説明してきましたが、
就職先を決める決断はとても重要です。
企業もある程度辞退されることは想定しているので、
誠心誠意対応しておけば問題ありません。
悩んでいるポイントや今の気持ちを正直に人事に伝え、
後悔のないように決断するようにしましょう。
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