こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。
GD選考で面接官が何を評価しているのかわからない。
GDが全然通らなくて困っている。
本記事は、グループディスカッションで落ちないために
意識すべきポイントや評価軸について解説します。
面接は、ある程度質問内容を予想し対策することができますが、
GDは当日にしかテーマがわからないため、対策が難しいです。
そのため、今回はGDで大切なポイントと面接の評価軸について説明します。
GDは対策すれば合格率がグンっと上がるので、
重要ポイントを意識し、しっかりと準備して面接に挑みましょう。
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グループディスカッションで意識すべきポイント 5選
グループディスカッションは、面接当日にテーマが伝えられ、
1グループ4~6人でディスカッションをします。
しかし、初めて知り合う人とディスカッションをしなければならず、
面接より合格することが難しいと感じる人も多いです。
そこで本記事で、GDで絶対に意識すべきポイントを5つ挙げさせていただきます。
これからご紹介するポイントを踏まえてGDをすれば、
合格率が一気に上がりますので是非参考にしてみてください!
【POINT 1】役職にこだわるな!
グループディスカッションの冒頭で、
リーダーや書記などの役職を決める人が多いですが、役職にこだわる必要はありません。
逆に無能な人がリーダーをやってしまうと、
ディスカッションの質自体が下がってしまい、メンバー全員が落ちてしまう事があります。
役職については、ホワイトボードにまとめる人を決める程度で問題ありません。
後は議論していくうちに、優秀な人が自然とリーダーの役割を担ってくれるので、
その人を中心に議論を進めていきましょう。
【POINT 2】知っておくべき重要ポイント 5つ
次に、グループディスカッションで役に立つコツをご紹介します。
これらはフォーマットのようなものなので、
①~⑤をGD本番で実施するようにしてください。
① テーマの具体化
まず初めに着手すべきことは、テーマの具体化です。
例えば、『将来、自社製品を海外で売るためにやるべきことは何か』といったテーマの場合、
”将来”、”自社製品”、”海外”といった抽象的な表現を具体化するようにしましょう。
一言で”将来”といっても、1か月後なのか、1年後なのか、5年後なのかで戦略は大きく変わります。
同様に製品や国によっても、課題や実施すべき施策は異なるので、まずは抽象的な表現を具体化して、ディスカッションすべきポイントを明確化していきましょう。
② テーマの定義
二つ目は、テーマの定義です。
①のテーマの具体化と少し似ていますが、
テーマを定義することはとても大切です。
例えば、『コロナにより飲食業の売上が下がっているが、今後の生き残り戦略を提案せよ』といったテーマの場合、まずは”飲食業”について定義する必要があります。
①と同様に抽象的な表現のものは具体化していきますが、
一言で”飲食業”といっても、決めるべきことはたくさんあります。
例えば、①コンビニや居酒屋といった業態や、②都心や地方などの立地、
また③価格帯(高級店か庶民的か)などを定義づけする必要があります。
定義づけには時間をかける意味はないので、自分たちが話しやすいように設定を決め、
そこから施策の内容についてしっかりと議論をしていきましょう。
補足ですが、上記のテーマの場合、
①のテーマの具体化により、”売上”についても具体化する必要がありますので注意してください。
※売上:客単価を上げるのか、回転率を上げるのか、販売チャネルを広げるのかなど。
③ 時間配分
3つ目は時間配分です。
冒頭で役割を決める必要はないと言いましたが、
GDが始まったら、全体のタイムスケジュールを決めるようにしましょう。
ビジネスの世界では、”時間内に最大のパフォーマンスを出すこと”が非常に大切ですので、
時間管理はとても大事です。
”時間内に結論がまとまらない”ことは、グループ全体の評価を著しく下げることになるので、
最低でも時間内に結論を出すようにタイムマネジメントをしましょう。
事前に決めた時間より多少ズレることは問題ないので、
議論中も時間を気にしながら、メンバーに声掛けすると好印象に繋がります。
④ チームワーク
4つ目はチームワークです。
グループディスカッションをやる理由は、
チームワークを評価したいためです。
そのため、他のメンバーとどう議論を進めていくのかは、GDにおいて非常に大切です。
たとえ、チームメンバーが非論理的な議論をしていたとしても、
真っ向から否定するのではなく、相手が嫌な気持ちにならないコミュニケーションをとるように心がけましょう。
近年、コラボレーションに力を入れている企業も多く、
他者との友好的にコミュニケーションが取れる人を採用する企業が増えてきました。
そのため、議論中は相手に寄り添いながら議論を進めるように意識しましょう。
⑤ 最終発表
5つ目は、最終発表です。
GDの最後に必ず議論内容の最終報告がありますが、
できる限り発表者になるようにしましょう。
最終報告をする人は、面接官の印象に残りやすく、
立候補した場合は積極性が評価され、他薦の場合はリーダーシップや人望などが評価されます。
特にメンバーから発表を依頼される場合は、
メンバーからの信頼もあると判断されるので評価は高くなります。
しかし、一方でボロが出やすいため、
自身が全くない場合は無理に立候補する必要はありません。
”迷うならやれ。できないならやる必要はない”ぐらいの感じです。
GDは短時間で複数人評価しないといけないため、
発表者は評価しやすく、印象にも残りやすいためおすすめです。
【POINT 3】評価ポイント
次は、GDの評価ポイントについて解説します。
GDで大切なことは、以下3点です。
①チームワーク/コミュニケーション能力
②論理性
③発想力
上記でも説明しましたが、
特に①のチームワークは、GDを実施する理由でもあるので必ず意識しましょう。
②の論理性は、既述したテーマの具体化やテーマの定義づけをする上で、
抽象的なもの(例えば売上)を分解していくことで、論理性をアピールすることができます。
③発想力は、減点ではなく、加点ポイントです。
面白い発想や着眼点は、とても重宝されます。
広告業界やベンチャーなどは、この発想力に重きを置く傾向にあります。
そういった業界を志望している人は、発想力についても意識しておくといいでしょう。
【POINT 4】論破する必要はない!
GDでよくあるのは、自分の意見を押し通そう(論破しよう)とする人です。
自分の意見を曲げず、あの手この手で論理的理由をつけて、
意見を通そうとすることはおすすめしません!
それが本当にいい意見だったとしても、メンバーの意見に耳を傾け、
意見を修正したり、自分の意見をさらに発展させるように議論しましょう。
たとえ外資系であったとしても、一人で議論を進め、
相手を論破しようとする姿勢は評価されません。
また会社によっては、グループで一人しか合格できないなど噂がありますが、
決してそんなことはありません。
グループによっては、全員合格したり、全員不合格になるケースもあるので、
メンバーを敵視するのではなく、仲間として協力して有意義な議論をするように心がけましょう。
【POINT 5】チーム全員で最大成果を上げろ!
最後は、チーム全員で最大の成果を出すことの大切です。
これまでもお伝えしてきましたが、GDで一番大事なのはチームワーク(協調性)です。
大学や学部も違って初めて会うメンバーと議論するので、
意見が異なるのは当たり前です。
自分とは違う意見には、必ず宝石(いい意見)が隠れているので、
他者の意見を踏まえながら、いい結論を出すことが第一に考えましょう。
ビジネスの世界では、一人で仕事することはなく、
国籍や文化が異なる人とも一緒に仕事をします。
そんな環境でも、多様性を尊重し最大の成果を出せるような
議論の進め方やマインドセットはとても大切です。
GDの面接をしていると、この点ができていない人が多いので、
必ずこの点を意識してGDに臨むようにしてください。
最後に
これまで、グループディスカッションで意識すべきポイントについて話してきました。
GDは、知らない人と一緒にディスカッションしなければならないため、
非常にやりづらいですが、今回お伝えしたポイントを踏まえて議論を進めると、
合格率は必ず上がります。
また、GDは実際に練習してみる事がとても大事なので、
エージェントに登録をして、GDの模擬練習などに参加してみてもいいかもしれません。
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