【退職後】コンサルタントの転職先/ネクストキャリアについて解説します

Career

こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

コンサルティング業界に興味があるけど、その後みんなどういうキャリアを歩んでるんだろう?

コンサルは忙しくて勤続年数も短いイメージだけど、その後のキャリアについて不安だな、、、

 

本記事はそんな疑問にお答えします。

コンサルタントは、ビジネスマンに必要なスキル(コミュニケーション力、ロジカルシンキングなど)を徹底的に身につけられるので、企業からの採用意欲も非常に高く、転職先の幅も広いのが特徴です。

また、事業会社から直接転職する事は難しくても、コンサル会社を経由する事で行きたい会社や部署に就職できるケースもあります。
(例:営業担当者が経営企画に行きたい場合、直接経営企画への転職は難しいですが、コンサルを挟んで転職するケース)

コンサル会社を考えている人は、次のキャリアも気になると思いますので、
今回はコンサルタントのよくあるキャリアについて解説します。

 

コンサルタントのネクストキャリア

日系企業と比べ、コンサルティング業界は数年で辞めてしまう人も多いため、
コンサルには興味あるけど、次のキャリアを考えると不安な人も多いと思います。

コンサル会社で働いている私が、コンサルタントが歩むキャリアについて説明します。

 

コンサル会社

結論としては、コンサル会社から他のコンサル会社に転職するケースが非常に多いです。

コンサル会社への転職は比較的容易にできますし、働き方や給与などもあまり変わらないため、
コンサル会社に転職する人が一番多いです。

また、マネジャー以上になってしまうと、事業会社と給与が大きく変わってしまうため、
コンサル以外には転職しづらくなる傾向にあります。

コンサル内で転職する場合、以下のようなケースがあります。

・総合コンサル→戦略コンサルに転職
・戦略コンサル→総合コンサルに転職
・総合コンサル→総合コンサルに転職
上記全てのパターンに共通するのですが、
コンサル会社はコンサル経験を持っている人を優先的に採用する傾向にあります。
理由としては、
①他の業界と比べ、コンサルタントは専門性も高く育成に時間がかかってしまう
②コンサル未経験者は、業務のスピードや裁量の大きさについて来れず、辞めてしまう可能性が高い

③パワポ作成などコンサル特有のスキルが必要で、未経験者は基礎的なところで躓いてしまうため
そのため多くのコンサルタントは、他のコンサル会社から高待遇で引き抜かれるケースが非常に多くあります。
給与も1.2~1.3倍は当たり前で、中には倍ぐらいの金額を提示されて転職する人もいます。

総合コンサル→戦略コンサル

元々戦略志望だった人や、0から1を作り出す戦略系でキャリアを築きたい人に多いケースです。

総合コンサルも戦略コンサルも働き方は変わらないため、
戦略ファームの人事担当は、積極的にコンサル出身者を採用しています。

また、入社前から戦略コンサルを希望している人は、
新卒や事業会社から戦略ファームいくより、コンサル経由の方が断然採用されやすいため、
総合コンサルから戦略ファームに転職する人は多いです。

また総合より戦略の方が優秀な人が多かったり給与など待遇も良いので、
総合ファームで物足りなくなった人は戦略に転職する傾向にあります。

 

戦略コンサル→総合コンサル

戦略から総合に転職するケースもあります。

理由は人それぞれですが、以下のようなケースが多いです。

・戦略コンサルでのハードな働き方より、少し落ち着いた総合コンサルを希望した
・総合コンサルから良いポジションでオファーがあった
・戦略立案だけではなく、実行までコンサルしたかった
総合コンサルも優秀な戦略コンサルタントを採用したいので、かなり好条件でオファーされるケースがあります。

総合コンサル→総合コンサル

一見あまり変わらないように思いますが、給与など条件を上げて転職する人がほとんどです。
今の会社だと数年働かないと得られない給与を、他のファームから提示されて転職します。

上記でお伝えしましたが、どの会社もコンサル経験者を優先的に採用したいため、エージェントを通してスカウティングメールがきます。

社員の人とカフェで話をして1回ほど面接したらオファーという流れもあるので、転職のハードルもかなり低く、軽い気持ちで転職する人が多いです。

 

事業会社

次は、事業会社に転職するケースです。

大手事業会社の経営企画やマーケティング部署に転職する人も多いです。

コンサルタントは経営戦略や事業戦略を考えているので、経営企画などに転職する人が多いです。

また、プロジェクトのクライアント先に直接引き抜かれるケースも多くあります。

クライアントとしては、人間性やパフォーマンスを十分理解した上で採用できるため、採用リスクが低いためクライアントから直接声がかかる場合もあります。

 

ベンチャー企業

コンサルの次のキャリアとして、ベンチャーを選ぶ人もいます。

コンサル時代に培った経験やスキル、人脈を活かしてベンチャーで挑戦したいと考える人も少なくありません。

会社全体をマネジメントする経験などはコンサル会社では得られないので、
給与など条件は下がってしまう可能性はありますが、転職する人もたくさんいます。

 

起業

やはり、退職後に起業する人は非常に多いです。

入社時から起業を志している人も多く、コンサル会社で経験を積んだら、すぐに起業したいと考えている人もいます。

皆さんもご存知の通り、コンサル出身の経営者は非常の多いので、
起業を志す人はコンサルファームに就職するのも良いかもしれません。

 

フリーランス

コンサル会社を退職した後、フリーでコンサルをする人もいます。

会社員だと自分のやりたい領域の仕事ができなかったり、給与の上限も決まってしまいます。

自分のスキルに自信がある人は、フリーランスとして好きな領域でコンサルをし、高額のコンサル料をもらう事ができます。

クライアント側からすると割安で優秀なコンサルタントを雇う事ができ、
フリーのコンサルタントとしてはコンサル料がそのまま入ってくるのでWin-Winの関係です。

 

しかし、営業や契約交渉なども全て自分でやらなければならないので注意が必要です。

 

MBA留学

コンサルを辞めた後、海外MBAを取りにいく人もたくさんいます。

コンサル業界は比較的高給であるため、数年働いてお金を貯めた後、自費でMBA留学するケースが多いです。

会社によっては、MBA留学制度がある会社もありますので、入社する前に確認してみるのがいいでしょう。

 

最後に

コンサルタントは、若くして経営戦略に携わる事ができるので、
他の会社では得られないスキルと経験ができるため、他の業界と比べ転職はしやすいです。

コンサルに興味のかる方は、是非次のステップも考えながらチャレンジしてみてください。

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