コンサル業界に興味があるけど、ケース面接が不安、、
ケース面接って何を評価してるんだろう。
こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。
本記事は、そんな悩みにお答えします。
・外資系コンサルティングファームに勤務
・リクルーティング業務に従事
・国内外 採用面接官を担当
また面接前の対策として、具体的な面接対策やコンサルに特化した転職エージェントについて、以下の記事で書いていますので、是非参考にしてみてください。
ケース面接の評価ポイントを解説
本記事では、コンサルティング会社で面接官をしている私から、面接でチェックしているポイントについてお話しします。
特にケース面接は、コンサル業界を希望している人は避けては通れないので、是非参考にしてください。
Point 1 : Qに対してAで答える
面接官の質問に対して、ちゃんと回答するとか当たり前じゃないですか?
そう思う方もいらっしゃると思いますが、面接をしていると、Qに対してAで答えることができていない人が非常に多いです。
まずは、面接官が聞きたいことは何なのかをちゃんと理解してから、質問に答えるようにしてください。
私が面接をしていてよくあるケースが以下です。
・『経営課題』を聞いているのに、『事業課題』をあげ提案するパターン
・条件提示しても、その条件を無視して提案するパターン
例)デジタルの観点を踏まえて、施策を提案せよ
・家電市場規模の算出を聞いても、テレビの市場規模を答えるパターン
最終的に”面接官が聞きたいことに答えていない”というパターンが非常に多いです。
Point 2 : 面接官とディスカッションをする
ケース面接をする際、1回で100点の回答を出そうとしないでください。
いきなり100点満点の回答を出すのは難しいですし、面接官もいきなり満点を取ることを期待していません。
面接官が評価ポイントとして見ているのは、
”建設的なディスカッションができるかどうか”です。
ディスカッションでは、以下の能力が見られています。
・得たヒントから、提案の内容の抜け漏れを見つけ、さらに提案の質を高められる能力
・面接官の話している内容を理解し、すぐ自分の意見を言える能力
Point 3 : 定量的に数字を使って提案する
ケース面接で大事なのは、数字を使って提案することです。
数字を使わなければ、あなたが出した提案の信憑性がなく、机上の空論で終わってしまいます。
・売上減少の課題に対し、回転率の向上の施策をすることで、〇〇円の利益が見込めます。
Point 4 : 施策の実現可能性と即効性
施策を考えたら、実現可能性と即効性の軸で最終的な施策を選びます。
複数の施策を出したら、実現性と即効性で実施優先順位をつけて提案します。
- 実現可能性:その施策がどのぐらいの確率で実現できるのか。
※”Googleを買収する””などの施策は実現性が低い。実現可能性が高く、収益率が高いとベスト - 即効性:施策を実行して、どのぐらいの期間で収益化できて、いつ目標を達成できるのか。
※ケーステーマに合わせて、施策を決めましょう。
すぐに収益化したいのか、それとも5年後、10年後なのか時間軸を意識してください。
時間やお金、労力は限られています。
そのため、”どの施策から実施して、いつ収益化できるのか”はとても大事なポイントです。
また、その施策を実施する上での懸念点も洗い出し、それに対するフォロー施策も合わせて提案すると尚いいです。
最後に
アクシスコンサルティングなど、コンサル業界を専門とした転職エージェントにまず登録しましょう。
また、専門エージェントに登録していれば、クローズドの求人が回ってくるので、マイナビやリクナビには出ていないような求人に応募することができるので登録しておくとかなり有利です。
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