【徹底比較】Big4 (デロイト/PwC/KPMG/EY) とアクセンチュアの社風や特徴を徹底解説

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こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

 

Big4やアクセンチュアなど総合コンサルファームに興味あるけど、各社どういう違いがあるのかわからない。

総合コンサルファームでどの会社が自分に合うのか知りたいな。

本記事は、そんな悩みにお答えします。

世界的に有名なBig4とアクセンチュアを志望している人も多いと思いますが、

各企業の社風や働き方など違いが分かりづらいと思います。

今回は、コンサル業界で人事をしている私が、
Big4とアクセンチュアを徹底比較して、企業の特徴を解説していきます。

コンサルファームに転職を考えている方はおすすめのエージェントや書籍について載せておきますので、興味がありましたら合わせて見てください。
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Big4 とアクセンチュアの社風や特徴を徹底解説

コンサルティングファームの人気状況

近年、コンサルティング業界のビジネスは非常に好調で、採用人数も凄い勢いで増えています。

そのため、就職先としてコンサル業界は非常に人気であり、
特にBig4とアクセンチュアは就職希望ランキングでも上位にランクインしているほど人気の企業です。

 

新卒 就職企業ランキング

まずは、22卒の東大・京大生の就職先企業ランキングを見てみましょう!
ONE CAREERの記事を参照

下記ランキングを見ていただいてわかるように、人気のある外資金融や総合商社を抑えて、
上位10社中7社がコンサルティング会社がランクインしています

戦略コンサルティング会社のマッキンゼーやボストンコンサルティング、ベインを始め、
総合コンサルのアクセンチュア、KPMG、デロイトなどが上位にランクインしています。

【人気企業ランキング】

 

Big4とは

『Big4』とは、デロイト、PwC、KPMG、EYの4つの巨大な会計事務所グループを指し、世界4大監査法人と言われています。

それぞれの会計事務所グループの中に、下記コンサルティング会社が存在します。

【Big4 各社コンサルティング会社】

  • デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
  • PwCコンサルティング合同会社(PwC)
  • KPMGコンサルティング
  • EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

 

Big4とアクセンチュアの特徴

それでは、Big4とアクセンチュアについて社風や特徴を解説していきます。

 

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)

 

組織体制

デロイトは他のファームと比べ、日本での歴史も長く、幅広い案件(プロジェクト)を経験することができます。

組織体制も業界軸と機能軸で別れており、業界や業務内容も豊富な点が特徴です。HP参照

デロイトは、他のBIG4やアクセンチュアと比べ、戦略系の案件を扱っているため、
経営戦略や業務戦略の立案などを経験したい方にはおすすめのコンサルファームです。

 

社風

デロイトは、外資系と思われがちですが、実は日系企業です。

そのため、他のコンサル会社と比べ、社風も日本企業に近いのが特徴です。

外資系のような派手さはないですが、真面目で堅実な人が多いのが特徴です。

また、外資系ファームにあるような、『Up or Out』(昇進できなければ退職)といった風土は薄く、他のファームに比べ教育制度が充実しており、中長期的な人材育成に力を入れています。

収入や福利厚生も、他の総合ファームより充実しているので、
多少忙しくても収入も高水準を求める人におすすめの企業です。

 

キャリア

デロイトは、プールユニット制度を採用しており、入社後は専門分野を決めずあらゆるプロジェクトを経験することになります。

これは、コンサルタントとしての基礎能力を向上させることを目的てしており、
幅広い業務でその人の適性を徐々に判断していきます。

そのため、どの領域で専門性を磨こうか決まっていない人はデロイトで幅広く業務をしてから徐々に絞っていくことをお勧めします。

様々なプロジェクトを経験してから、自分に合ったキャリアを築ける点は非常に魅力的です。

また、他ファームに比べ、戦略系のプロジェクトに力を入れているため、
ITではなく、戦略や業務コンサルを希望している人はデロイト一択かもしれません。

 

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PwCコンサルティング合同会社(PwC)

組織体制

PwCは、世界175ヵ国 742拠点に事業を展開しており、グローバルの規模が非常に大きい会社です。

また、PwCコンサルティングは、以下の4分野の支援を行っています。

・ストラテジーコンサルティング
・マネジメントコンサルティング
・テクノロジーコンサルティング
・リスクコンサルティング

グループ会社との協力体制

PwCは、監査法人としてPwCあらた有限責任監査法人、戦略部門としてStrategy &があるように、PwCグループ全体で協業する体制が整っています。

そのため、監査や戦略、ITなど幅広いコンサルティングが可能となり、クライアントの課題に対して最適なソリューションを提案する事ができます。

グループ会社での異動も可能なようなので、キャリアの幅も広がりそうですね。

 

グローバルな環境

PwCは、他のファームと比べ、グローバルなプロジェクトが多く、経営戦略から実行まで幅広くコンサルティングしています。

研修プログラムもグローバルを意識した内容が多く、海外でも活躍できる人材を育成しています。

 

KPMGコンサルティング

組織体制

KPMGは、世界154ヵ国に展開するグローバル会社ですが、グローバルの意思決定に左右されないのが特徴です。

他のファームはグローバル全体で決まったことに従わなければなりませんが、KPMGは各国に決定権があるので、グローバルに左右されずに事業を行う事ができます。

また、日本法人は2014年に「KPMGマネジメントコンサルティング株式会社」と「KPMGビジネスアドバイザリー株式会社」統合してできた、比較的新しい会社です。

2014年に設立されたため、デロイトやPwCに比べるとまだまだ会社としては途上段階にあります。

また、下記3分野において知見を持つプロフェッショナルが集まっており、マネジメントコンサルをしています。

①事業変革
②リスク&コンプライアンス
③テクノロジートランスフォーメーション

少数精鋭チーム

まだ若い会社なので、他のファームに比べ若手に裁量を持たせる傾向にあります。

他の会社では、マネジャーになるまで4~7年かかってしまいますが、KPMGはどんどんチャレンジし成果を出せば早くプロモーションする事ができます。

評価制度も絶対評価を採用しており、プロモーションの定員が決まっていないので、成果を出せば誰でも昇進できるのも大きな特徴です。

また人数がまだまだ少ないため、専門性を磨けばその分野の第一人者になることも十分可能で、社内で活躍していきたいという人に合っているかもしれません。

 

社風

社風は、他の会社と比べ、とても仲が良く自由闊達な雰囲気と言われています。

社員同士がお互いを尊重し合い、助け合う雰囲気があり、外資系コンサル会社でイメージするようなバリバリの雰囲気はありません。

私もKPMGと同じプロジェクトを担当した事がありましたが、社員の方はとても優しく、いつも楽しそうな雰囲気でした。

 

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

組織体制

KPMGと同様に、EYもまだ歴史が浅く、現在の体制になったのは2017年4月です。

また、2018年に戦略ファームであるEYパルテノンを日本に発足し、戦略フェーズでのコンサルティングも始めています。

戦略部門や監査法人とコンサル部門が協力し、今まさにコンサルティング領域を広めている会社です。

 

カルチャー

社風は、他のファームと比べベンチャー気質があると言われています。

コンサル部門ができてから歴史も浅いので、会社全体での変化も激しく、
現在急成長している会社です。

グローバルのネームバリューは十分(Big4の中でも人気)ですが、日本ではまだまだ成長段階のため、スタートアップのように自分たちで会社を作っていくという雰囲気が強い会社です。

しかし、社員の雰囲気は穏やかな人が多く、仲間意識が強い会社です。

今まさに成長期にある会社なので、一緒に頑張って行こう!というカルチャーが好きな人におすすめの会社です。

 

アクセンチュア

 

組織体制

アクセンチュアは、53ヵ国にビジネスを展開しており、デジタルやITに強みを持つ会社です。

近年、業績が好調な会社が多いコンサルティング業界ですが、アクセンチュアはその中でも群を抜いてビジネスを急成長させています。

その理由としては、従来から力を入れていた”ビジネス × デジタル”の領域が大きく伸びており、向かうとこ敵なしの状態です。

カルチャー

近年、大々的に働き方改革に力を入れており、以前より労働環境が改善されている会社です。

また、個人のキャリアをサポートする風土があり、自ら手を挙げれば社内異動ができたり、プロジェクトを変えたりとかなり柔軟にキャリアを形成する事ができます。

ビジネスの急成長に合わせかなり採用も強化しているので、今は比較的入りやすい状態です。

コラボレーション

アクセンチュアは、国内1万5千人いる大きな会社で、戦略部門からデジタル、IT部門、オペレーション部門など多くの組織があり、各部署がコラボレーションして提供価値の最大化をしています。

このコラボレーションがアクセンチュアの強みになっており、クライアントからの絶大な信頼を得ている大きな要因です。

また、海外支社との連携もあり、海外の事例を国内に反映させたりとグローバルカンパニーの強みを活かしているのも特徴です。

 

最後に

今回ご紹介したBig4とアクセンチュアはとても人気のある企業なので、
これから挑戦する人も多いと思います。

コンサル業界は今業績好調で採用人数も大幅に増やしているので、
興味のある方がいましたら是非挑戦してみてください!
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