【書類選考対策】落ちないエントリーシート(ES)の書き方

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こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

 

書類選考で企業が何をチェックしているのか知りたい。

エントリーシートの書き方がわからなくて困っている。

 

本記事は、選考で最も重要なエントリーシートの書き方について解説します。

私は人事として何万人のエントリーシートを読んでいますので、
そこのノウハウを皆さんにお伝えしようと思います。

 

人気企業であれば何十万人も応募するため、書類選考は最も合格率が低いです。

またその後の選考でも、エントリーシートをもとに
面接が行われるので、エントリーシートで選考結果が左右されます。

書類選考は選考において一番大事だといっても過言ではないので、
しっかりと対策をしてから挑みましょう。

 

【書類選考対策】落ちないエントリーシートの書き方

書類選考で重要なポイントは、①エントリーシートの書き方②内容です。

この2つさえしっかり押さえておけば、
エントリーシートで合格ラインに立つことができます。

逆に、この2点を踏まえないと、一発で不合格になる可能性があるので、
最低限守るべきポイントについて説明していきます。
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また、キャリアスタートジョブスプリングといった無料就活サポートエージェントを使えば
ESの書き方や面接対策もしてくれるので、不安な方は是非利用してみるといいです。

 

それでは、ESの書き方について解説していきます。

 

エントリーシートの書き方

 

エントリーシートの書き方で大切なポイントを5つご紹介します。

 

【Point:1】Qに対してAを意識する

 

一番大事なのは、”質問に対して適切にこたえているか”です。

企業が意図している質問に対して、答えが書いていないケースがよくあります。

例えば、
『学生時代に頑張ったこと』について聞かれているのに、『学生時代の自慢話』を答えていたり、
『困難に対してどうやって乗り越えたのか』と聞かれているのに、終始”困難”について説明して、
肝心な”どうやって乗り越えたのか”の話が抜けてしまっているケースが多々あります。

 

企業が提示した質問をしっかり読んで、
答えるべきポイントを明確にしてからエントリーシートを書くことがとても大切です。

この点が抜けてしまうと、それだけで不合格になってしまうので、
何度も確認するようにしましょう。

 

【Point:2】文章の構造

2点目は、文章の構造です。

ESの文章は、必ず【結論→根拠→具体例→結論】で書くようにしましょう。

人気企業だと、何十万人もの応募があるため、全員のESを全部読むことは不可能です。

そのためまずは結論から書くようにして、人事が読みやすい文章を心掛けるのがポイントです。

文章構造がしっかりしていないと、
・論理的文章を書けない
・何を言っているのかわからない
といった印象を与えてしまい、不合格になってしまう可能性があるので注意しましょう。

 

【Point:3】指定された文字数を意識する

 

企業が提示した文字数ギリギリで文章を書くようにしましょう。

文字数は多すぎても、少なすぎてもダメです。

指定された文字数±5~10文字ぐらいがベストです。

文字数が少ない場合、志望度が低いと思われる可能性があり、
文字数が多い場合は、文章をまとめる力がないと判断されてしまいます。

人事も意図を持って文字数を設定しているので、
指定された文字数で文章をまとめるようにしましょう。

 

【Point:4】誤字脱字の確認

 

ビジネスでは、重要な文書作成や資料を作成する機会が沢山あります。

書類選考では、そういったシチュエーションを想定してESを読んでいるので、
誤字脱字がある場合は、『ミスが多い人材ではないか』『細かい作業が苦手ではないか』と
評価される傾向があります。

書類選考という重要なモノに対して、平気でミスをしてしまう人は
企業も落としがちです。

書類選考の合格基準ぎりぎりの人は、一発でアウトになるので、
志望企業に申し込む際は何度も読み直してからエントリーしましょう。

 

【Point:5】文章の “です” ”ます” を統一する

 

Point4,5は少し細かいと思うかもしれませんが、
とても大事なポイントです。

文章を書くときに、
『~だと思います。』『~でした。』と統一するか、

『~だと思う。』『~だった。』といった文章に統一するのかはしっかりと決めましょう。

どちらがいいという事はありませんが、
統一されていない場合は文章能力がないと判断されるので注意しましょう。

 

エントリーシートで気を付けるポイント

 

次は、ESの内容について解説します。

内容を間違えてしまうと、それだけで不合格になるので、
選考にふさわしい内容を意識して作成しましょう。

 

【Point:1】選考に適切な内容

 

大前提として、”企業に提出する公的なもの”という意識を持ちましょう。

つまり企業に提出して問題ない内容を書くことが大前提になります。

そして、あくまでも”選考”であるため、一文一文がアピールの材料になることが大切です。

NGの例として、Point2以降でご紹介します。

 

【Point:2】マイナスな内容は避ける

 

面接官がネガティブに感じるような内容は避けるようにしましょう。

私が実際にESを読んでいて気になった例をあげさせていただきます。

例えば、『困難を乗り越えた経験』の質問に対して、
『中学校でいじめられて~』とか、『大きな事故にあって~』といったようなエピソードを書く人がいました。

確かにこれらの経験はその人にとってとても困難で、乗り越えるのもすごく大変だったと思います。

しかし、こういった内容は”人事が求めている困難な経験”ではないのでESでは避けるべきです。

そのような繊細な話は面接でも聞きづらく、
評価もしづらいので、面接官がマイナスに感じるような内容は避けましょう

 

【Point:3】プライベートの内容は避ける

 

3つ目は、プライベートな話も避けた方がいいでしょう。

ESを読んでいて非常に多いのが、
『彼女・彼氏を作るために○○を頑張りました。』
『両親が離婚して××を頑張りました。』
といったような、プライベートな話がよくあります。

これらの話も、”選考”にはふさわしくなく、
アピールすることは難しいです。

こういった内容を書いてしまうと、
不適切と判断され不合格になってしまいますので注意しておきましょう。

 

 

【Point:4】偏った意見は避ける

 

次に多いのは、偏りすぎる意見を書いている人です。

自分の意見を持つことはとても大切ですが、
ESでは敬遠される傾向にあります。

例えば、宗教的な話や政治的な内容は避けましょう。

その人の価値観や考えを否定することではありませんが、
”選考”という場所においては不適切になります。

宗教や政治的な意見を持つことは問題ないですが、
あくまで”選考”では避けるようにしましょう。

 

【Point:5】自分の考えや行動の詳細を書く

 

エントリーシートを作成する際に気を付けていただきたいのが、
必ず自分の考えや行動の理由を明確にすることです。

・なぜそう思ったのか
・なぜその行動を取ったのか
・なぜその考えに至ったのか

上記がエントリーシートや面接での大きなアピールポイントになります。

面接をしていると、ほとんどが『部活の話』や『バイトの話』です。

しかし、上記のことを意識して作成すると、
ESの質は雲泥の差になります。

考えや行動の理由を詳細に説明すると、
その人の考えや価値観が伝わり、入社後のイメージがしやすくなります。

企業の価値観と照らし合わせることもでき、
入社リスクも減るので、面接官も安心して合格通知を出すことができます。

 

最後に

これまでエントリーシートのポイントについて説明しましたが、
今回ご紹介したのは最低限守るべきポイントです。

エントリーシートは、その後の面接でも使われるものなので、
しっかり戦略的に作成していきましょう。

 

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