こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。
私の友人で、海外留学に行きたいと考えていても、費用面やキャリア面から留学を迷っている人がたくさんいますので、今回は海外留学に行くメリットを書きたいと思います。
学生でも、今の生活を捨ててまで留学する価値があるのか知りたい方も多いと思いますので、そんな方たちに向けて留学のメリットをいくつかご紹介いたします。
今の時代、”英語力”は人生をより充実させるために必要なものになってきています。
新たな人生の選択肢(Plan B)を得るためにも、是非ご一読ください。
本記事はこんな方達にオススメです
- 海外留学に興味がある方
- キャリア面のリスクを考え、留学に迷っている社会人
- キャリアをあげたいと考えている方
- 今の仕事や生活を変えたいと思っている方
- 英語を話せるようになりたい方
海外留学に行くメリット ベスト5
- 圧倒的に英語力が伸びる
- 多様な文化や価値観を学べる
- どこでも生きていける”行動力”が身につく
- 日本を客観的に見る事ができる
- 優秀な日本人と知り合える
圧倒的に英語力が伸びる
留学の目的で一番多いのは、英語力の向上ではないでしょうか。
今や日本企業の中でも一定の英語力を採用基準で設けていたり、管理職になるにも基準があったりと、仕事でも高度な英語力求められる時代になってきました。
そんな状況の中留学を検討される方も多いと思いますが、留学をすると飛躍的に英語力が伸びます。当たり前ですが、授業はもちろん、普段の生活でも英語に触れるので、一定のレベル(TOEIC700-800程度)までは自然と上がります。
私は中学から英語の勉強を始め、大学受験の時は死ぬほど英語を勉強しましたが、留学前は全く英語を話せない状態でした。いわゆる実用的な英語ではなく受験英語のみ勉強しており、海外の実生活では全く使わない英語ばかり覚えていたからです。
例えば、中学1年生の時に一番最初に学ぶ挨拶の表現で以下のようなものがあります。
A :『How are you?』
B : 『I am fine. Thank you, and you?』
英語を勉強した人なら誰もが目にしたことのある構文ですが、ネイティヴでこのような表現をする人は一人もいません。実際は以下のような表現をしたりします。(表現は他にもたくさんあります)
A :『How are you?』
B :『I’m pretty good』/ 『Not bad』
また、普段使う単語や表現は、中学英語だけで十分カバーできます。高校までに学んだ複雑な文法や難単語は実生活ではほとんど使うことはなく、『あの時の努力はなんだったんだ、、、』と絶望的な気持ちになります。
(ただし専門を学んだり、ビジネスではより高度な表現を使うので、全く無駄ということはないです。あくまでビギナーの英語の場合のみです。)
以上のように、日本で一生懸命勉強していても、”英語力の向上”には直接的に繋がらないケースもたくさんあります。そのため、英語力を伸ばすためには、思い切って英語圏の国に行って、無理やり英語を使う環境に行くことが一番の方法かもしれません。
多様な文化や価値観を学べる
語学学校や大学に通っていると、当たり前ですが外国の友人がたくさんできます。
留学中は友達と一緒にパーティーをしたり、休日に一緒に旅行したりもします。
そうやって海外の友達と一緒に過ごしていると、”自分との違い”や”日本と彼らの国の考えや価値観、習慣の違い”などに気がつくようになります。
日本に住んでいると”他人と違うこと”は時に非難の的になったり、否定されてしまうこともありますが、海外にいるとその”違い”は当たり前のことで、むしろリスペクトすべきことだと学びます。
例えば、私が留学していた時のある授業であった話です。
先生から『この中から、あなたにとって大切だと思うものを①〜⑤で順位づけをしなさい』という指示がありました。
その選択肢は以下の5つです。(皆さんも考えてみてください)
- 友人
- 家族
- お金
- 神
- 自分
当時私は、①自分→②家族→③友人→④お金→⑤神といった順位をつけて、多少の違いはあれど、まーこんな感じでしょ。と思いながらクラスメイトに共有しました。
するとほぼ全員のクラスメイトから驚きの声が上がりました。
なんと、彼ら全員が1番目に『神』を選んでいたのです。
おそらく日本人の多くが、『神』の選択肢は5番目にしていたのではないでしょうか。
この”違い”は日本では経験することのできないものでした。
頭では、”海外ではなんらかの宗教を信仰している人がほとんど”ということは理解していましたが、まさか『神』という抽象的なものが『自分』や『家族』を上回るとは夢にも思いませんでした。
こういった”違い”を理解することで、友人や仕事上のお客様に対しても配慮が出来るようになり、信頼関係も築きやすくなります。
将来海外で働きたいと考えている人は、語学力と同じぐらい彼らの価値観や考え方を理解する必要がありますので、そのための手段として留学が一番いいと思います。
どこでも生きていける”行動力”が身につく
3つ目は行動力です。
留学を通して圧倒的な行動力が身につきます。日本では、困ったことがあっても親や友達が助けてくれます。
しかし海外ではもちろん親や友達もいないですし、何もない状態から一人でやっていかなければなりません。そのため、自分が動かなければ、有益な情報を取ることもできないですし、状況を変えることはできません。
私はもともと人見知りで、初対面の人には顔を赤くして黙り込むタイプだったので、留学前はその点を一番懸念していました。
しかし、いざ留学してみると、自分一人では解決できないことが連続して起きるので、自分が人見知りということを忘れ、無我夢中でいろんな人に質問をしたり、助けを求めていました。
留学中は、予期せぬことの連続です。
そんな状況下で過ごしていると、大抵のことは臆せず対処できるようになります。
また、行動を起こしていると、必ず誰かが助けてくれます。
そうやってとにかく行動をし続けていると自然と行動力が身につき、今までできなかったことができるようになり、好循環が生まれていきます。
日本を客観的に見る事ができる
海外留学をすると、日本を客観的に見ることができ、改めて日本の良さに気づきます。
例えば、日本の食文化。
日本では、ヘルシーかつ、多様な種類の食事が簡単にできます。国にもよりますが、毎日メニューが変わらなかったり、単調な味ばかりで飽きてしまうのがほとんどです。
また、コンビニのように手軽に安くて美味しいものが食べられるのも日本だけです。
その他にも日本の公共交通機関の正確性や日本商品の品質の高さなど、海外にきて初めて気づくこともたくさんあります。
また、海外に出ることで日本の良さに気づくと同時に、日本のことを何も知らないことにも気づく人も多いでしょう。
友達に日本のことを聞かれても何も答えられず、いかに自分が日本に対して無関心だったかを痛感すると思いますので、日本について学びを深めるいいきっかけになるかもしれません。
優秀な日本人と知り合える
この点については意見が分かれると思います。
中には、わざわざ留学してまでなぜ日本人と話さなければならないのかと思われる方もいると思います。それは留学の目的の違いによるため、どれも間違いではないと思います。
しかし私は優秀な日本人と知り合えるのも留学のメリットであると考えています。
私は学生時代に留学をしましたが、留学時には”官公庁に勤めている人”や、”日本を代表するような会社で働いている人”、また”会社を経営している学生”など、様々な人と知り合いました。
私はいわゆるごく普通の大学生だったので、彼らとの出会いは衝撃の連続でした。
日本にいては到底会うことができない人たちと仲良くなり、仕事の話や、彼らの考え方や価値観に触れ、数え切れないぐらい多くのことを学ばせていただきました。
普通の大学生だった私が、彼らと仲良くなったのも留学したからこそできたことだと思います。
そして、留学で知り合った優秀な日本人と帰国後もつながり続けることができる点も、大きなメリットだと考えます。
今の時代、SNSで容易に連絡を取ることができますし、彼らの近況をSNSを通じて知ることができます。
留学中に知り合った人は、留学で学んだことや得た経験を活かし、グローバルで活躍する人がほとんどですので、彼らの活躍は大きな刺激となり、自分自身も負けてられないと言う気持ちになります。
そういった仲間ができたことは、私にとって一生の財産になり、今でも留学のおかげで素敵な繋がりができたと感じています。
最後に
以上が、海外留学に行くメリットになります。
留学にはメリットやデメリットがたくさんあります。
やはり留学を検討する上で、留学費は決断する上で一番ネックとなる部分だと思います。
しかし、留学費を超えるような価値(経験や学び)を得られるかどうかは、皆さん次第だと私は思います。
留学で何を学び、何を得るかによってその価値は何倍にもなりますし、逆に半減にもなります。
私は数年後に振り返った時に、”あの時留学の決断をしてよかった”と思えるような人が増えてくれたらと思っています。
自分を変えたい。今の環境を変えたい。キャリアアップしたい。
そんな人は是非、留学を経験してみてはいかがでしょうか。
人生100年時代と言われている昨今、長い人生のうち数年遠回りしたとしても、全く問題ないと思います。むしろ、それが一番の近道になるかもしれません。
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