【転職】安定した企業・ホワイト企業への転職希望者が知っておくべきこと

業界研究

転職を考えているけど、やっぱり安定した企業に行きたいな。

ホワイト企業で安定した生活を送りたいなー。

こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

本記事は、そのように安定した企業やホワイト企業に転職を考えている人向けに書いています。

 

【著者の経歴】
・新卒で大手消費財メーカーでマーケティングを担当 ※シンガポール駐在1年半
・その後、外資系コンサルティング企業に転職
・ドイツに2年駐在
・現在は、本業と副業で月収200万円

安定した企業・ホワイト企業への転職希望者が知っておくべきこと

やっぱり安定した企業に勤めて安心して働きたいな。

 

息子には安定した大企業に入ってもらいたいわ。

 

就職活動をする際、誰もが”安定した大企業への就職”を考えたことがあるのではないでしょうか。

私自身も、将来が不透明な昨今だからこそ、安定した生活が送れる企業に勤めたいと考えていました。

しかし、そこには落とし穴がありますので、皆さんにお話しいたします

 

安定とはなにか

 

そもそも”安定”とはなんなのでしょうか。

結論から言いますと、人によって安定の定義は異なります。

例えば、以下のようなケースも安定した企業と呼べるのではないでしょうか。

 

・海外や地方への転勤がない企業
・従業員1万人以上の大企業
・今後、安定した成長が見込める企業
・私たちの生活に必要な商品やサービスを提供している企業
いろいろ定義はありますが、人によって”安定”の定義は違います。
しかし、一つだけ共通していることがあります。
それは、”企業側が私たちに安定を提供してくれている”ということです。
後ほど詳しく説明しますが、企業の規模やサービス内容、制度によって私たちに安定をもたらしてくれています。
この事実はしっかりと覚えておいてください。

安定した企業の現状

それでは、これまで安定している企業の代表的な企業の現状を見ていきましょう。

 

グローバル時価総額ランキング ー平成元年と平成31年ー

まずは、世界の時価総額ランキングを見てみましょう。

TOP企業は、GAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)などのアメリカのIT企業をイメージする方が多いと思いますが、かつては多くの日本企業が時価総額ランキングの上位にいました。

下図の通り、平成元年には、TOP25のうち18社が日本企業でした。
一方、30年後の平成31年にはTOP25に日本企業の名前はありませんでした。
※日本企業TOPはトヨタ自動車の43位でした。

平成元年でランクインしていた企業の中には、現在は倒産してしまった企業や合併を余儀なくされた企業も多くあります。

【グローバル時価総額ランキング ー平成元年と平成31年ー】
https://media.startup-db.com/research/marketcap-global参照

 

”安定”と思われていた企業の衰退

平成元年から、日本企業の存在感が薄れてきていますが、もう少し具体的に見てみましょう。

2010年以降でみても、以下のような事例がありました。
※一部抜粋

 

・2010年:JALの経営破綻
・2011年:パナソニック 過去最大7800億円の赤字
・2012年:ソニー 過去最大5200億円赤字
・2012年:シャープ 台湾の鴻海と業務提携
・2015年:東芝 不正会計、経営危機(約1兆円の赤字)
・2020年:コロナによる経営不振 (ANA)

10年前には”安定”していると思われていた企業も、数年後には経営不振になってるね。

このように、かつて栄華の時代を築いた企業も苦戦を強いられています。

 

副業推奨制度 / 週休3~4日制度の導入

 

2020年に、経営不振にあるANAとみずほ銀行が新しい働き方を打ち出したのでご紹介します。
両社とも経営不振による人件費削減を目的に、下記のような施策を打ち出しました。
【ANA】
・従業員の年収3割減少
・副業制度の大幅解禁
・他社との雇用契約が可能
【みずほ銀行】
・週休3~4日制の導入
・週休3日の場合:基本給の8割
・週休4日の場合:基本給の6割

 

ANAは副業前面解禁、他社との雇用契約が可能になり、事実上大規模リストラを敢行した形になりました。
今のコロナの状況を見たら、クビにしなかった分良心的かなと思います。

みずほ銀行の週休を増やす施策ですが、この流れは今後も続くでしょう。

 

ANAも年収3割減で、みずほも週休3日制度は嬉しいですが、収入が8割になるのは生活面で厳しいな、、、

 

そう思っている方がほとんどではないでしょうか。

数十年前までは、一度企業に勤めていれば終身雇用で定年まで働くことができ、年功序列によって収入も安定的に増やすことができました。

しかし、今は企業が人件費削減を促進しており、終身雇用や年功序列はもはや崩壊している状況です。

それでは、これからどうやってキャリアを築いて行くべきか考えていきましょう。

 

これからの時代は『本業 × 副業』 の働き方

 

結論から言うと、
これからは、”会社に依存せず、自分のスキルや経験で生きていく時代”になります。

冒頭で、”これまでは企業側が私たちに安定を提供してくれていた”とお伝えしましたが、
これからは”自分自身で安定をもたらす”ことが大事になります。

つまり、本業 × 副業 の働き方が当たり前になります。

そして、副業を今から始めることで、万が一今勤めている会社が経営不振になった時、副業をメインにして稼ぐこともできますので、経済的安定は一気に増します。

 

身につけておくべきスキルや経験

それでは、今から何をすべきかを考えていきましょう。

大きく分けて以下の二つに分かれます。

・今から副業を始める
・転職に有利なスキルを身につけておく

今から副業を始める

 

副業については、様々なタイプがあるので自分にあった方法を見つけるのが一番です。

本業の経験やスキルを活かせる分野や、自分の趣味を副業にするのもいいでしょう。

大事なことは、苦にならず長く続けられるものがいいでしょう。

 

副業は作業時間が限られてくるので、無理せず作業ができる仕事がおすすめです。

 

転職に有利なスキルを身につける

 

今勤めている会社が経営不振になった場合、いつ転職してもいいようにスキルを身につけておくのがいいでしょう。

私がおすすめしているスキルは以下です。

 

・英語力の向上 (TOEIC 800点以上)
・プログラミングスキルの向上
英語力の向上 (TOEIC 800点以上)
まず、英語力ですがTOEIC 800点をとることを強くお勧めします。
なぜ、転職でTOEICが有利になるのかを『【必見!】TOEIC で高得点(800-900点)を取るメリットと勉強方法』に書いていますので、こちらもご確認ください。

TOEIC 800点を取れば、転職先やキャリアの幅がかなり広がりますので、是非勉強してください。

 

プログラミングスキルの向上

プログラミングは、”手に職をつける”代表格で、今後もニーズは増していきます。
プログラミングスキルさえあれば、業界は関係なく、もはや海外でも容易に就職できるような凄い職業です。

優秀なエンジニアは、今後世界的にニーズが増し、世界的に給料も爆上がり中です。
もし興味のある方は、是非勉強することを強くおすすめします!

 

最後に

これから日本企業は未曾有の競争を強いられます。

天下のトヨタも自動運転開発により、Googleなど世界的なIT企業が競合になりました。
コロナによる在宅勤務促進により、JRなど鉄道会社も苦境に立たされるでしょう。

これまで大企業に入ったら安泰でしたが、今はどの会社に入っても安泰ということはありません。

こういう時代だからこそ、自分で力をつけ、自分で稼ぐことがとても大事です。

一度皆さんも副業や自己啓発をはじめてはいかがでしょうか。

 

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