【消費財業界】プロのマーケターが厳選したおすすめ書籍

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こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。

消費財業界のマーケティング職を希望しているけど、何を勉強していいかわからない。

消費財業界に就職予定だけど、事前に勉強しておきたい。

 

本記事は、消費財業界を希望している人、
既に消費財業界で働かれている方に、おすすめの書籍をご紹介します。

私は消費財メーカーでマーケティングを担当していたので、
そこで役に立った書籍や、会社や上司から勧められた書籍をお伝えします。

プロのマーケターが薦めるおすすめ書籍

 

まずは、消費財業界やマーケティングについて
絶対に読みたい書籍をご紹介します。

 

【必読書籍】

 

まずは消費財業界を目指している人に、是非とも呼んでいただきたい書籍をご紹介します。

 

【業界】「会社四季報」業界地図 2021年版

 

まずは四季報で他業界との比較や、
消費財業界全体について理解しておくことが大事です。

まだ消費財業界について知らない人は必読になります。

 

【業界】図解入門業界研究 最新化粧品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

 

資生堂やコーセー、ロレアルなどの化粧品業界を希望している人は、
こちらの業界研究書が一番です。

図解を通してわかりやすく書かれているので、
初心者の方に特におすすめです。

 

 【業界】P&G、花王、ライオンの競争戦略

 

日用品業界のTop企業P&G/花王/ライオンの成長戦略を
事例を通して学ぶことができます。

この3社の事例は他業界でも参考にされている好事例が多いので、
是非勉強してみてはいかがでしょうか。

 

 

考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則

 

コンサルティング会社に勤めている人や経営企画、
マーケティングに携わっている人の90%以上は読んだことがある
と言っても過言ではありません。
業界問わず入社1年目に、上司からこの本を薦められる人も多いほど、絶対に読んでおきたい本です。

この本は、ビジネスに必要なロジカルに考える技術や
ロジカルな文章の書き方について書かれています。

“ロジックツリー”など基礎的なことから丁寧に書かれているので、
ロジカルシンキングの基礎から学びたい方にもおすすめです。

企業別おすすめ書籍

 

P&G

消費財業界で長年Topに君臨しているP&Gですが、
P&Gの経営やマーケティング手法、人事制度などは、
世界中の企業で模範となっています。

また、P&Gは優れたリーダーを輩出する企業としても有名で、
多くのP&G出身者が世界的な企業のリーダーを務めています。

そのため、P&G関連や出身者の書籍が多く出版されているので、
多くのビジネスマンに手に取っていただきたい本です。

 

P&G 一流の経営者を生み続ける理由

 

P&Gウェイ―世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡

P&G式 世界が欲しがる人材の育て方

 

P&Gで学んだ経営戦略としての「儲かる人事」

 

 

花王

花王は長年国内消費財メーカーNo.1で、
長期的に増収増益を達成している、日本でも有数の優良企業です。

そのため、花王のマーケティング力、開発力は、
業界でも特に優れていると言われており、花王のポジションを不動のものとしています。

そのため、花王関係の書籍も多く出版されているので、
花王を希望している方は是非読んでみてください。

 

日本の企業家9 丸田芳郎 たゆまざる革新を貫いた第二の創業者

丸田さんは、マーケティング出身の元社長で、
花王を優良企業に育て上げた人として非常に有名です。

花王魂 やり遂げることの大切さ―私が学んだ仕事・事業・経営

 

花王の経理パーソンになる

ユニ・チャーム

ユニ・チャームは、突出した営業力を武器に
2008年からアジアを中心に海外事業を飛躍的に伸ばしています。

成長を牽引しているのは高原社長で、共振の経営者として非常に有名です。

 

ユニ・チャーム 共振の経営 「経営力×現場力」で世界を目指す

 

ユニ・チャーム式 自分を成長させる技術

 

ユニ・チャーム SAPS経営の原点

 

 

【推薦図書】マーケティング

 

消費財業界のマーケターは、各業界のマーケティング担当の中でも、
非常に難易度が高いため、市場で評価が高くなる傾向があります。

マーケティング・マネジメント

 

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント [ フィリップ・コトラー ]

マーケティングに携わっているほとんどの方は、本書を知っていると思います。

マーケターにとってのバイブルがこの”マーケティング・マネジメント”です。

マーケティングと経営の考え方は似ているので、多くのコンサルタントも本書を読んでいます。

消費者行動分析や、4P分析などマーケティングの全てがこの一冊にまとめられています。

 

 

わかりやすいマーケティング戦略

 

わかりやすいマーケティング戦略新版 (有斐閣アルマ) [ 沼上幹 ]

コトラーの”マーケティング・マネジメント”が少し難しいと感じる方にオススメなのが本書です。

本書はマーケティングについて知らない方にも、わかりやすく解説しています。

マーケティングの基本の考え方(製品のライフサイクルや市場分析など)を簡単な言葉で説明していますので、これからマーケティングについて勉強したい方におすすめです!

 

 

【推薦図書】戦略的思考

 

競争の戦略

 

競争の戦略 新訂 [ マイケル・E.ポーター ]

著者のポーターがいう”戦略”とは、経営戦略ではなく、競争戦略を意味しています。

今は業界という境界線はなくなり、どの業界、どのビジネスでも競合は必ずいます。

そんな現代で競争に勝つためにはどうすべきかということが書かれています。

 

イシューからはじめよ

 

イシューからはじめよ ー 知的生産の「シンプルな本質」【電子書籍】[ 安宅和人 ]

本書は、問題解決・ロジカルシンキング分野でかなり有名な本です。

近年、働き方改革が進み”生産性”が求められるようになりましたが、
”生産性が高い人 = 仕事の速度が速い人”という訳ではありません。

生産性の高い人と低い人の違いは、課題に取り組む前に、
問題の「見極め」をしているかどうかです。

プロのビジネスマンは問題解決の際に、まず最初に”解くべき問い”を見極めてそこに集中しているため、短時間でも素晴らしいアウトプットを出せると著者は言っています。

仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法』でも書かれていますが、
まずは問題に対して仮説を立て、解くべき問いを見極めなければなりません。
その重要性や方法について本書は書かれていますので、是非一読していただきたい書籍です。

 

アイデアのちから

 

アイデアのちから [ チップ・ハース ]

本書は、アイデアで相手の考えや行動を変えたい/そんなアイデアを作り出したいと考えている人にオススメです。

 

コンサルなのにロジック勝負じゃなくて、アイデア勝負するんですか?

アイデアだけじゃお客さんは動かせないよ。。

 

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

本書の意味しているアイデアは、相手の「記憶に焼きつくこと」を意味しており、

相手に理解され、記憶に残り、持続的な影響力を持つにはどうすべきかについて書かれています。

その上で、6つの重要項目が記載されており、その6つを意識する事で、お客様の記憶に焼き付くような提案ができるようになります。

 

問題解決プロフェッショナル

 

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」新版 [ 斎藤嘉則 ]

本書は、問題解決のための方法論を中心に書かれています。

”ゼロベース思考”と”仮説思考”の思考方法を用いて、”MECE”や”ロジックツリー”を駆使して、問題解決をすることの重要性について書かれており、コンサルで必要な基本的な考え方を理解することができます。

 

 

【推薦書籍】その他

 

HUMAN+MACHINE 人間+マシン

 

HUMAN+MACHINE 人間+マシン AI時代の8つの融合スキル [ ポール・R・ドーアティ ]

今の時代、テクノロジー・デジタルを抜きにして経営戦略を語ることができません。
テクノロジー技術の発展により、今後ビジネスがどう変化するか誰もわかりません。

近い将来、AIが人間の仕事を奪ってしまうというニュースが出てきていますが、
本書ではAIと人間は対立関係ではなく、人間の能力を高め、さらなるイノベーションを生み出す共存関係にあると著者は主張しています。

経営者は、AIをどのようにビジネスに活用し共存すべきかを考えさせられる一冊です。
今後、デジタルテクノロジーを語らずして経営は語れないので、本書を読んでデジタル感度を上げておくといいでしょう。

 

FACTFULNESS (ファクトフルネス)

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ]

世界で100万冊以上売れた大ベストセラーの本なので、
皆さんもご存知だと思いますが、やはり名作中の名作なので推薦書籍に入れさせていただきました。

本書は、世界中のエリートでも思い込みで誤認していることを指摘し、データを持って正しく事象を理解することの重要性が書かれています。

仕事をしていても思い込みや偏見で間違った決断をすることはありませんか?

本書を読むと、いかに我々が思い込みや偏見を持っているかがわかります。業界関係なく、ビジネスマンとして世の中をよくしていきたいと思う方は絶対に読んでいただきたい一冊です。

 

 

最後に

これまで、消費財業界やマーケティング志望の方に
おすすめ書籍をご紹介してきました。

本を読んでインプットをしておくと、必ずアウトプット(仕事)の質も上がります。

今回ご紹介した書籍は、どれも読んでおいた方がいい良書を取り上げておりますので、
是非読んでみてください。

消費財業界への転職を考えている方は、
おすすめの転職エージェントもまとめていますので是非ご覧ください。
消費財(日用品・化粧品)業界への転職 おすすめエージェント

 

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