こんにちは。ももけん(@momoken_5)です。
GAFAってよく聞くけど何を意味してるの?
GAFAに転職したいけど、どの企業がいいのか知りたい。
本記事は、今や巨大企業となったGAFAの社風や特徴について解説します。
GAFAのビジネス内容や年収など気になる人は多いと思いますので、
今回はGAFA4社を比較しながら特徴について説明します。
GAFAの社風やビジネスの魅力を徹底比較
GAFAってなに?
そもそもGAFAって何を意味しているのか分からない人も多いと思いますが、
GAFAとはアメリカの巨大IT企業であるGoogle/Amazon/Facebook/Appleの頭文字を並べたものです。
これらの企業は『フラットフォーマー』と呼ばれるIT企業で、
近年はあまりにも強い影響力を持ちはじめているので、世界中から注目されている企業です。
またアメリカのMicrosoftを加えて、『GAFAM』と呼ぶこともあります。
※『プラットフォームビジネス』について知りたい方は【プラットフォーム革命】がおすすめです。
GAFAに匹敵する『BATH』の躍進
GAFAが世界を席巻していると説明しましたが、
それに匹敵するのが中国企業の『BATH』です。
『Bath』とは、中国のBaidu/Alibaba/Tencent/Huaweiの頭文字を並べたものです。
Baiduは中国の検索エンジンサービスを提供しており、中国のGoogleといった感じです。
AlibabaはAmazonと同様にECサイトを運営し、Tencentは中国のLineにあたる『Wechat』、
Huaweiは日本でも携帯端末が売られているように通信事業を行っています。
今後、中国のBATHはGAFAに匹敵するか、それをも凌ぐとも言われているので、
是非チェックしておきたい企業です。
※おすすめ書籍:GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
GAFAの特徴
それでは、GAFAの社風やビジネスについての特徴を解説していきます。
【Google】
Googleは検索エンジンを運営しており、『ググる』というのはもはや皆が知っている言葉になりましたね。
他にも『Android』や『Gmail』、『Google Photo』など多くのサービスを提供しています。
近年は『Youtube』が代表されるように広告収入がメインですが、
今後も自動運転などで世界を牽引していくであろう巨大企業です。
【組織文化】
Googleの組織文化は非常に自由闊達で、オープンな組織です。
社員は各分野のスペシャリストが在籍しており、スキルや人間性など極めて優秀な人材が集まっています。
特に社員間で【リスペクトの精神】が浸透しており、Google社員全員が疎外感を感じないように、
相手の長所を尊敬し、相手を受け入れる社風が社内に浸透しています。
社員一人一人が目的意識を持って働いているため、会社に縛られたり、発言がしにくいといったような雰囲気はなく、社員一人一人が自由に働きやすい環境が整っているのも特徴です。
※参考書籍:世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
【労働環境】
Googleは世界的にも『働きやすい企業』として有名で、
Google Japanも労働環境についての満足度は非常に高いです。
フレックスタイム制を採用しており、出社時間も社員が自由に決めることができ、
育児休暇などの取得率も非常に高くて有名です。
また、社員の健康への配慮から、社内食堂のメニューが全て無料だったり、
社内マッサージがあるなど、社員一人一人が健康で働ける環境に気を配っています。
このように、社員がのびのび働ける環境を会社が提供し、
社員も自由闊達に仕事をしていくスタイルがGoogleの働き方です。
待遇
Googleの平均年収は、1491万円と言われています。※某口コミサイト参照
役職や部署によって収入は変わるようですが、
Googleの年収は非常に高いといえます。
新卒入社5~10年目の社員も年収1800万円貰っており、
外資系金融や戦略ファームに匹敵するほどの高収入になっています。
また先ほどお伝えしたように、Googleは食事の無料提供やその他福利厚生も充実しているため、
手当を含めると外資系戦略ファームよりも待遇は良いと言えるかもしれません。
Amazon
Amazonは、世界最大のECサイト『Amazon』を運営していることは有名ですが、
それ以外にも『Amazon Prime』や『Alexa』『Kindle』などを提供しており、
今や私たちの生活に欠かせないものになりました。
【組織文化】
Amazonは『地球上で最もお客様を大切にする企業であること』を創業以来使命としており、
社員もお客様を第一に考えて仕事をしています。
また、Amazonでは社員一人一人がリーダーであるという考えの下、
「Our Leadership Principles」という14か条を掲げています。
この14か条には『Ownership』や『Think big』など、
社員一人一人に求めていることが書かれており、この14か条に沿って働いています。
※参考書籍:アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア
【労働環境】
Amazonの特徴として、事業が多様化してきていることがあげられます。
創業当初はECサービスを中心としていましたが、AIスピーカーやAmazon Prime Video、近年は家電などを商品展開しています。
そこで得たデータを分析し、企業コンサルなども実施しているため、
今後のビジネスも大きく拡大していくと予想されています。
また、Amazonは外資系らしく成果主義の色合いが強く、
アメリカのシアトル本社にも多くの人が異動し、給料を大きく上がるようです。
そのため、バリバリ働きたい人には非常にいい環境かもしれません。
【待遇】
Amazonの平均年収は1022万円です。
Googleに比べると少ないですが、Amazonは成果を出せばどんどん昇進昇給していきます。
またAmazonは自社株を社員に提供しており、
近年Amazon株が急激に伸びているので、その分社員の所得も上がっています。
口コミでは、株価が15倍になり持ち株額が数億円にもなっているとのコメントもありました。
Amazonはまだまだビジネスを拡大しているので、今後も伸びていく可能性があるので
挑戦してみてもいいかもしれません。
Facebookは、世界最大級のSNS『Facebook』を運営している会社です。
今では世界で27億人がユーザーとされており、数あるSNSの中でも圧倒的な存在感を示しています。
他にも『Instagram』やアメリカのLineである『Whats up』を運営しており、
SNSでは圧倒的なシャアを持っています。
一時期は仮想通貨への参入なども噂されており、
今後も新しいサービスを展開していくと考えられています。
【組織文化】
・Be bold(大胆であれ)
・Move fast(素早く行動せよ)
・Focus on Impact(インパクトにフォーカスせよ)
・Build social value(社会的価値を築けよ)
スタートアップのような雰囲気があるのが特徴です。
一人当たりの金額が高く、裁量も多いのが特徴です。
【労働環境】
FacebookはGoogleと同様に、世界的に働きやすい企業として有名です。
日本でも働きやすさについては評判がよく、
仕事とプライベートを両立するのが当たり前と考える人が多いです。
有給や育休の取得率も高く、抵抗感なく申請ができる社風のようです。
Googleと同様に食事手当やフィットネスなどもあり、
社員の健康に配慮している企業でもあります。
【待遇】
Facebookの平均年収は、1300万円程度です。
中には1500万円も超えるのではないかという情報もあるほど、
Facebookの年収は非常に高いです。
この高収入を実現させているのは、世界一のSNSプラットフォーム『Facebook』が
圧倒的なシェアを取っていることが言えます。
近年はインスタも絶好調であるため、事業成長が社員の年収に還元されている状況です。
Googleと同様に福利厚生も充実しているので、社員満足度は非常に高いです。
Apple
Appleは、あのスティーブ・ジョブズが創業した時価総額ランキング世界一位の会社です。
『iPhone』や『Mac book』など、次々に革新的な商品を生み出してきました。
また、『iTunes』や『iCloud』も業界構造を大きく変えるような
大きなイノベーションでした。
まさに世界を大きく変えた商品を生み出した会社がAppleです。
【組織文化】
Appleはまさに外資系という社風で、
自分からどんどん発信していかなければチャンスも与えられない社風です。
自分の意見ややりたい事をしっかり発信していれば受け入れられる傾向にあり、
主体的な社員が好まれます。受動的の人(指示待ち)の場合は少し苦労するかもしれません。
またスティーブ・ジョブズがそうだったように、
Appleはトップダウンの風潮が他の企業よりも強いのが特徴です。
そのためトップの意思決定に従い、柔軟に対応することが求められます。
【労働環境】
Appleは在宅勤務が取得しやすく、在宅ワークをしている人が非常に多いです。
また繁忙期を除き、基本的に残業がないため、
ワークライフバランスは非常にいいです。
残業をして夜遅くまで働いている人は仕事ができないと考えられており、
よほどの事がない限り深夜まで働くことはありません。
またAppleも他のGAFA企業と同様に写植が充実しており、
多種多様な食事をとることができます。
短時間に集中的に働き、休む時は休む!というのがAppleの働き方です。
【待遇】
Appleの平均年収は、口コミサイトでは609万円でした。
AppleはApple storeやテクニカルサポートスタッフ、営業職などで所属によって年収が大きく異なるため、GAFAの中でも低い平均年収になっています。
基本的には年俸制で、その年俸を12カ月で割った金額が月収になる仕組みです。
仕事を頑張れば頑張るほど評価されその分収入も上がるため、
やった分はちゃんと評価されたい人に向いています。
最後に
今回ご紹介したGAFAはとても人気のある企業なので、これから挑戦する人も多いと思います。
GAFAは今後も世界を牽引していく可能性が高いので、
世界規模のビジネスをしたい方には非常におすすめです。
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